就職活動をしている大学生にありそうな、こんな疑問について考えていきたいと思う。
個人的な見解になるので、賛否両論あり
賛否両論あるかと思いますが、私が思う社会貢献度が最も高い仕事は「子育て」です。
迷いなく子育て一択。
なーんだって人はそっとブログを閉じてください。
理由は以下の通り
【理由】
・核家族が浸透して若者の貧困な今の時代に、子育ては難易度が昔よりハードなため
・結婚して子を産まなければ、普通に生活すれば食いっぱぐれることはないのに、子育てを選択するという行為は勇気が必要なため
・子育ては不安との闘いであるため
経済大国でありながらも日本の平均所得は年々低くなっている。
社会保険料の増加や所得の減少で若者の生活が特に苦しい。
さらに日本においては、高齢者の増加と子供が少ないというダブルパンチで、
経済が縮小していくという予測が立っていて、明らかに明るい見通しは見えてこない。
そんな中で賢い若者が取る戦略は、「子」を産まないという戦略になります。
子を育てるには、金銭的な負担・時間の制約も伴うため、
人生がハードモードになってしまうという不安から、「子」を産むどころか「結婚」すらしない単身世帯が増加しています。
戦略としては賢いのだが、日本全体という視野でみると「自分だけが助かろうとする戦略」である。
しかし社会貢献度でみるとどうだろうか?
日々、社会人としてお仕事されてることは、誰かに何かを提供して、誰かのプラスになっているため社会貢献度はもちろん高いです。
しかし最も社会貢献度が高いとなると話は別であり、どんなに良い仕事をしても、規模の大きい仕事を成功させて多くの人をハッピーにしても、
管理職となり、新卒をマネジメントして一人前に仕立て上げたとしても、
「全くの0から人を育て、一人前にする」という行為には、遠く及ばないのである。
医者として多くの人を救うことも社会貢献度は高いが、
「子」を産み、育てない以上は人口は増えないし、将来への貢献という視点でみると「子育て」が最も社会貢献度が高いと考えます。
「ボランティアをして社会貢献したいんです!」とか「社会に出て、貢献していきたいんです!」という人を見かけるが、
社会貢献をしたいなら、さっさと相手を見つけて結婚し、子を産んで一生懸命育てていきましょう!と言いたいところです。
今の時代に子育てする方々は、社会貢献度が高いため、将来的には「子育てしている」ということ自体が高く評価されるだろう。
逆に評価されなけば、ますます日本は子育てへの不安で「産まない」という戦略を取り、人口が減り、さらに経済は縮小していくだろう。
人口が経済のすべてを決めるといっても過言ではないくらい重要な指標である。
最近のある記事で「脱日本」というテーマが出てきたことから、本格的に考えていかないといけないという思いがある。
脱日本は問題の根本的な解決にはならない。逃げる選択肢のひとつである。
「子」を産み、育てていくには「お金」と「時間」が必要になってきます。
資本主義と日本の社会に従って、若者にはせっせと働いてもらって、中年おやじはラクをするのじゃ!という価値観を壊さないといけない。
むしろ子育てを終えた中年おじさんは若者をサポートする側にならなければ、育休制度などは国が強制的な措置を取らないと、始まることはないであろう。
まず育休の取得と子育て世帯の手当てでしっかり企業は対応する→国で補助をする。シンプルにこれをやるための仕組みを考えていけば良い。
高齢者は高齢世帯→子育て世帯へお金が行き渡る仕組みを考えるのである。
しかしシルバー民主主義ということもあり、高齢者世帯が不利な政策は選挙では受けが悪いのが実情です。
人口が経済のすべてを決めます。しかし「今のまま」を大切にすると、人口は増えない。
繰り返しになるが、人口が経済のすべてを決めるといっても過言ではないくらい重要な指標である。
高齢者が「自分の保身」のために将来を壊すことはあってはならない。
そこで若い私たちがやるべきことは、
高齢者でも日本の将来を本当の意味で考えてくれている人を「こちら側」にそっと仲間に引き込むことである。
高齢者同士のつながりを分断し、こちら側に寄せるのである。
この考えは、下記の書籍でも触れている話です。
瀧本 哲史さんは47歳にして亡くなられたが、書籍を通じて数々の素晴らしい知見を私に与えてくれた。
特に「君に友だちはいらない」という本は過激なタイトルだが、将来の日本において、仲間づくりの大切さを訴えている。
子育て世帯はなにかと孤独になりがちである。
そうした中で、子育て世帯はお互いに社会貢献度が高いことを称賛しあう空間を、コミュニティを通じて作りあげていく必要があると考える。
コミュニティが浸透することで、高齢者も「自分の保身も大切だけど、将来の日本を担う子育て世帯への配慮も大切だよね?」という考えを持つようになり、
高齢者も味方につけ、将来的に人口の回復に繋がっていけることを期待したい。
そして私もできることから行動していきたい。
今の時代はSNSの普及もあり、同じ価値観を持つものが「弱いつながり」を持つことが可能になりました。
拡散されることにより、より多くの人に考えを共有することもできる便利な時代へ突入です。
私は今後は「弱いつながり」を持つ者同士が仲間をとなって、様々な課題について向き合っていくことが鍵となると考えています。
将来の日本を悲観し、「脱日本」に逃げるのではなく、問題と向き合い、問題の解決を図るべき方法を考えていきたいと思う。