番外編 雑記ブログ

読書は失敗しない

質問している人
読書ってなんでいいの?

こんな素朴な疑問にお答えします。

私も本好きで、自己投資の内訳のほとんどは書籍代。

多い時は月10冊以上の書籍を読みあさる。

では読書をすると、なにが良いのだろうか?というテーマで見ていきたい。

本を読むメリット

 

世の中では「読書するのは良いこと!」として知られているが、なぜなのだろうか?

 

まず上記2冊にもあるように、「読書をする人」にしか手に入れられないものがあるのだという。

どうやら読書をする人としない人で見える世界が違うらしい( ;∀;)

リクルート出身でありながら校長先生を務める藤原和博先生の「本を読む人だけが手にする」という本にひとつの答えがあります。

 

それは、「読書は人生を切り拓くためのツール」であるということ。

 

昭和~平成は年功序列で転職のない時代で「みんな一緒」という価値観を良しとする時代であったが、

成熟社会となった令和は「ひとりひとりが自分の幸せを探す」必要があり、己の「幸福論」見つける時代である。

 

それそれの幸福論を見つけていく作業に、教養は自分で獲得していくしかない。そのため読書が欠かせないというところに行きつくという。

 

読書は「読書をする人」と「読書をしない人」の差が大きいですよね。

本はビジネス書でも1冊2,000円程で購入するには、一般サラリーマンであれば何かを我慢する必要がある。

しかしここで読書嫌いの人であれば、「わざわざ嫌いな本に我慢してられるか!」と本への自己投資本をしないのだが、

読書というものは好奇心があがるので、読書を重ねると次々と本を読みたくなるのである。

本を読まない人から見たら、「そんなはずない!」と思うかもしれないが、本の活字中毒は恐ろしい(良い意味で...)

 

また読書は「他人の脳のかけら」自分の脳につなげる作業であるという。

 

世界を見るための視点や知恵を獲得することで、読者は世界の見方を広げ、多面的に思考できるようになる。

 

自分で経験・考えもつかないようなものが、著者の経験・考えを本を通じて体験し、自分のものにできるのである。

読書=道徳を養うものと考えがちだが、読書はすべての事柄に必要なる。

例えばコミュニケーション能力に関して言えば、コミュニケーション能力は相手への想像が足りない人はコミュニケーション能力が低いと判断されるが、相手への想像は「文学」を読むことで登場人物の心情や景色を想像するという「疑似体験」が可能になる。実際に体験はしていないが、脳が「体験」すれば相手への想像力も読書を通じて深めることもできるのである。

 

読書は苦しい?

 

また、ここで幻冬舎社長の見城徹さんの書籍にも触れておきたい。

冒頭には「読書の量が人生を決める。本を貪り読んで苦しい現実を切り拓け。苦しくなければ読書じゃない!」とある。

見城さんの考え方が個人的に好きで「自己検証、自己険悪、自己否定の3つがなければ人間は進歩しない」という言葉がある。

自己検証とは、自分の思考や構想を客観的に見直し、修正すること。

自己険悪とは、自意識過剰さや自己顕示欲を恥じ、自分のずるさや狭量さ、怠惰にイラつくこと。

自己否定とは。自己満足を排し、成長していない自分や、自分が拠って立つ場所を否定し、新たな自分を手に入れることである。

こうした感情は読書で味わうことができる。

 

本を読めば、自分の人生が生ぬるく感じるほど、過酷な環境で戦う登場人物に出会える。

 

そのなかでわが身を振り返り自己検証、自己険悪、自己否定を繰り返すことができるのであるという。

 

この本でも重要なことは「他人への想像」と書かれている部分がある。

やはり読書は「想像」することが重要なのである。

 

僕が考える読書とは、実生活では経験できない「別の世界」を経験し、他社への想像力を磨くことだ。

重要なのは、「何が書かれているのか」ではなく「自分がどう感じるか」なのである。

読書には「情報」をつかみ取るための読書と、「人格形成」の読書の2つに分かれる。

 

実は2つとも、いまを生きる上では重要なスキルである。

 

まず人格形成については、今までの文章をお読みいただいた方には、十分理解したはず。

 

己の幸福論をみつけるために読書は欠かせないものであり、人生を切り拓くために読書が最良であるということ。

 

さらに「情報」をつかみ取るための読書は「情報検索力」の向上にも繋がる。

 

Googleという何でも調べれば答えが出てくる便利なツールがあるにもかかわらず、調べようともせず答えを聞いてくる人が一定数存在する。

私の場合は、「Googleで調べればわかるよ」という内容に関しては、自分で調べるよう促すようにしている。

しかし情報検索力が無い人にとっては「なんだよ!答え教えてよ」と思うかもしれないが、

Googleに答えがあるような質問をビジネスマンがしてしまうのは、「時間泥棒」と言われてしまうほど無駄な行為であり失礼なことである。

 

情報検索力は必須スキルとして、今後もあり続けるだろう。

 

以上が読書をする意味と効用である。

この記事を見た方は、だまされたと思って好きな小説(私は百田尚樹さんの「永遠の0」からスタートしました)から始め、

様々なジャンルのものにチャレンジすることをオススメします!

 

読書はチャレンジしても失敗がないw

 

きっと見える世界も変わってきます。

 

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kurosu

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